1.銀イオン水と各消臭剤との比較表
(※)日本食品分析センター評価
項目 | 銀イオン水 | 次亜塩素系 | 植物系・界面活性剤系 | アルコール系 |
---|---|---|---|---|
消臭 | 即効性に若干かけるが 消臭作用あり |
塩素臭で判断に 欠ける |
原料臭は若干影響 するが消臭作用あり |
アルコール臭の為 判断不可 |
抗菌(菌) | 効果あり(※) | ガスが早く抜ける為 持続性は疑問 |
ほぼなし | 揮発が早いため長期の 抗菌性には欠ける |
ウイルス | 効果あり(※) | ガスが早く抜ける為 持続性は疑問 |
ノロウイルス等 ウイルスには効果なし |
|
カビ | 死滅できる 漂白作用はなし(※) |
漂白作用あり 根までの効果は疑問 |
||
持続性 | 持続性あり(※) | 1週間程度あり (塩素ガスが抜けるまで) |
主に瞬間消臭 | |
安全性 | 安全性あり(※) | 刺激性あり | 不明 (製造各社の データのみが多い) |
大量に使用しなければ 問題なし |
臭気 | 無臭 | 塩素臭あり | 若干の原料臭 | アルコール臭 |
保管性 | 冷暗所保管で 1年以上問題なし |
塩素ガスが抜ける為 1年以上は疑問 |
商品によって 防腐剤の使用あり |
PET容器では保管不可 その他容器は要揮発対策 |
金属に 対するサビ |
問題なし | 腐食あり | 腐食あり | 腐食あり |
樹脂に 対する影響 |
時間の経過や直射日光で容器内が 若干黄色くなるが性能劣化はしない |
劣化あり | 問題なしと思われる (試験データなし) |
ポリエチレンは問題なし PETは割れ、もれあり |
繊維に 対する影響 |
汚れ部分に大量に付着すると 淡い赤色になることがある |
漂白作用あり | 問題なしと思われる (試験データなし) |
通常は使用しない (シミ取り程度なら問題なし) |
2.細菌消滅試験
(宙総合研究所 資料)
(財)日本食品分析センター調べ (<10及び<100は検出限界以下)
検体試験菌 | 対象 | 開始時菌数 | 3時間後 | 6時間後 | 48時間後 | 72時間後 |
---|---|---|---|---|---|---|
レジオネラ属菌 | 銀イオン水
純水 |
1,100,000
1,100,000 |
<100
– |
<100
400,000 |
<100
280,000 |
<100
180,000 |
サルモネラ菌 | 銀イオン水
純水 |
500,000
500,000 |
<10
350,000 |
<10
180,000 |
<10
60,000 |
<10
25,000 |
緑膿菌 | 銀イオン水
純水 |
600,000
600,000 |
<10
550,000 |
<10
350,000 |
<10
60,000 |
<10
4,500 |
大腸菌 | 銀イオン水
純水 |
450,000
450,000 |
<10
500,000 |
<10
550,000 |
<10
49,000 |
<10
– |
黄色ブドウ球菌 | 銀イオン水
純水 |
300,000
300,000 |
<10
240,000 |
<10
160,000 |
<10
48,000 |
<10
– |