「食べる輸血」の北方ビーツ
鮮やかな赤色が特徴的な野菜「ビーツ」：見た目はかぶと似ていますが、実はほうれん草と同じ科に属するのです。てんさい糖の原料として使われているほど甘くて、高血圧や動脈硬化の予防となるビーツは、「食べる輸血」と言われ、栄養素が豊富な野菜です。
嬉しい効能
赤色の秘密
ビーツの強烈な赤色は、天然の着色料であるベタニンによるものです。ベタニンはストロベリーアイスクリームやワイルドベリーヨーグルトなどの加工食品にも使用されています。
保存方法
ビーツの強烈な赤色は、天然の着色料であるベタニンによるものです。ベタニンはストロベリーアイスクリームやワイルドベリーヨーグルトなどの加工食品にも使用されています。
食べ方
I. 茹でで下ごしらえ
- ビーツはよく洗います。
- 皮付きのまま鍋にいれ、かぶるぐらいの水と少量の酢を入れて火にかけます。
- 沸騰したら弱火にし、差し水をしながら柔らかくなるまで大きさによって30-60分程度ゆでます。ゆで上がったら火を止め、茹で汁につけたまま冷まします。
I. オーブンで焼いて下ごしらえ
- ビーツをよく洗います。
- 皮付きのままアルミホイルに包み、200℃のオーブンで30〜40分焼きます。
レシピ
ここに、代表的なビーツ料理を紹介します。cookpadなどでもたくさんのビーツ料理が掲載されていますので、色々試してみてください。
ビーツサラダ
材料 （約4人分）
– リンゴ 1個
– ビーツ2～3個
– サルタナ 大さじ2
ドレッシングの材料
– バナナ 小1本
– オレンジ1/2個分の果汁
– レモン1/2個分の果汁
– 食用油 大さじ1
– 塩・胡椒
作り方
1. ビーツは水流し、薄く皮をむき、大きめに切っておろし金（中細）ですりおろす
2. リンゴは4等分に切り、芯を取り除き、角切りにし、サルタナとともにすりおろしたビーツに混ぜる
3. オレンジ果汁とレモン果汁を混ぜる。バナナは皮をむいてフォークでつぶし、オイルとともに果汁に混ぜる。
4. ドレッシングを塩と胡椒で味付けし、サラダにかける。もう一度よく混ぜ合わせる。
スープ
材料 （約4人分）
– ビーツ1.5キロ
– コンソメ750ml
– 玉ねぎ2個
– バター 30gr
– サワークリーム 150gr
– 塩・胡椒
– レモン汁 大さじ2
– ニラ1束
作り方
1. ビーツを塩水で30～40分茹でたら、水流して冷える
2. 玉ねぎはみじん切る
3. ビーツの皮をむき、細かくさいの目に切る
4. 大さじ4杯のビーツの角切りにしておく
5. 玉ねぎとビーツをバターで炒める
6. コンソメを入れ、蓋をして10分ほど煮る
7. スープをハンドブレンダーでピューレ状にする
8. 生クリームを半量加え、スープを沸騰させないようにする
9. 塩、コショウ、レモン汁で味を調える
10. ニラをみじん切りにする
11. スープを皿に取り分けたら、生クリーム、チャイブを加え、別添え、にしておいた大さじ4のビーツを添える
ビーツのポテトサラダ
材料（2人分）
ビーツ 100g
ヨーグルト 大さじ1
じゃがいも 300g 酢 大さじ1/2
マヨネーズ 適量 塩、胡椒 少々
ブロックベーコン 40gr ベビーリーフ 適量
作り方
1.ゆがいた若しくはオーブンで焼いたビーツを刻み、一口大に切ります。
2.じゃがいを鍋に入れ、竹串がスっと通るまで茹でるか、フィルムに巻いて電子レンジで5-6分程柔らかくなるまで加熱しなす。じゃがいもを潰します。
3.コンを食べやすい大きさに切り、軽く炒めたます。
4.熱いうちにじゃがいも、ビーツ、ベーコンをボールにあけ、酢と塩で下味をつけます。
5.じゃがいもの粗熱が取れたらマヨネーズとヨーグルトを加えて和えます。塩で味を調えます。器にベビーリーフと盛り、黒胡椒をふってできあがり。
ビーツ酢漬け
材料 （約4人分）
– ビーツ1個
– 三杯酢
酢・醤油（農い口）・みりん 同量
作り方
1.ビーツの根と茎の部分を切り落とし、皮を向いてスライサーでお好みの厚さで切ります。
2.三杯酢の材料を混ぜます。
3.切ったビーツを圧縮袋入れ、三杯酢を加えます。
4.冷蔵庫で一晩を冷やします。
ビーツのカルパッチョ
材料(2人分)
– ビーツ 1～2個
– クルミ（刻んだもの） 大さじ1
– ゴルゴンゾーラ 適量
ソース材料
– 白ワインビネガー 大さじ1～2
– マスタード 小さじ1/2
– 胡椒・塩
– ナツメグ
– コリアンダー
– 唐辛子
– オリーブオイル 大さじ3
1. ビーツは洗って皮をむき、薄切りにする。2枚の皿に並べる。
2. 小さなボウルに白ワインビネガー、マスタード、スパイスを入れて泡立て器で混ぜ、オリーブオイルを加えてさらに混ぜる。
ビーツのカルパッチョにかける。
3. 刻んだクルミとゴルゴンゾーラ（砕いたもの）を加え、皿に盛る。
4. お好みで、クルミをあらかじめキャラメリゼしておくこともできる：熱したフライパンに砂糖を入れ、刻んだクルミを加えて注意深くかき混ぜる。